池坊日曜教室 <初等科・高等科・立花(りっか)を楽しむ>
【講座紹介】
550年を越える歴史をもつ流派 “池坊(いけのぼう)”
いつの時代にも“今”の生活感覚、美意識を大切に伝えている花形(自由花・生花・立花)が学べるゆったりとした、休日午前中のクラスです。
「初等科」初めての方には花ばさみの持ち方から基本的な草花の扱い方などを学び池坊自由花に入ります。3ケ月で池坊入門の免状が取得できます。
「高等科」初等科1ケ年修了後に受講いただけるクラスです。
さらに進んだ自由花、池坊の生花、伝承の花形、新しい感覚で捉える新風体生花を学んでいきます。
「立花を楽しむ」は、長い伝統に培われれてきた立花を学ぶことによって いけばなの根本を理解することができます。立花の技法構成をわかりやすく指導いたします。日常の身近な小品花から大作まで広く活けられるようになります。
<カリキュラム> 講義と実技を行います。
「初等科」・・・自由花は自然美、草木の姿形の美しさを学びます。生花は基本構成から始めます。
「高等科」・・・自由花は草木の特徴ある部分に着目し構成構築するなどを学びます。 池坊には長い間伝えられてきた伝統的な生花が多くあります。
”伝花”、特殊な花形なども学んでいきます。又形式を持たない いける人の感性を大切に表現する新風体生花も学 びます。(正風体生花・・・生花は草木の出生自然の性情を簡潔に様式化したものです。)
「立花」…立花ー従来の様な大形複雑な構成でなくシンプルで身近な花材を造っていけていきます。 (立花の構成の基本、池坊の正風体立花、現代生活にマッチした立花(新風体)を学ぶ)
【お稽古作品】
【2024年5月12日】
季節は、初夏へ。シマフトイを曲げることなくストレートにいけました。
この季節ならではの花菖蒲を主の花材として添えるお花は、姫向日葵や少々珍しい形態のモッコウバラ。
右作品の足元の濃紫は、バーベナです。愛らしさより清々しさを感じます。
【講師】
《講師》池坊中央委員 鈴木 登美子
池坊入門後、池坊中央研修学院専門A、専門B、特別科を卒業し、その後も総合特別科で古典立花又生花を学び、現在も立花ゼミに在籍し花の修練を続けている。薬師寺東京別院と自宅ほかで指導中。池坊中央委員をつとめ、中国広州、カナダトロント、台湾台北等で日本文化紹介のデモンストレーション・花展をおこない、池坊を広める活動を行っている。
【2025年1月期日程】
《日程》「初等科」「高等科」「立花」コース共通
第2週(日)9:30~12:30.
1/12 2/9 3/9
《空席状況》全コースございます。
【納入金額&入会受講申し込み方法】
【納入金額(税込)】(1月期)
1.受講料 3ケ月
「初等科」 3回 11,550円
「高等科」 3回 12,540円
「立 花」 3回 13,860円
※別途花材費は講師へ直接お支払いください。
2.施設維持費 全クラス共通 1,320円
3.スクール入会金(無期限有効)8,800円
《「初等科」御新規の方の合計前納入金額》21,670円
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【ご予約・お手続き方法】 入会と受講のご案内 をご高覧、内容をご確認のうえ email: ecole@email.plala.or.jp へ 「講座名、お名前、緊急連絡先携帯電話番号、郵便番号/ご住所」を明記のうえご予約ください。
折り返しお手続き方法をご案内申し上げますので、1週間以内にレッスン料を所定の銀行口座へ振込(前日までにお手続き)ください。当方で確認後、メールで返信致します。
【ご注意・お願い】
① 最近、当校からの返信が「迷惑メールフォルダー」へ入るケースが増えているようです。お手数ですが一度お確かめください。
② また、当校PCアドレスからの返信が未着となる場合が発生しております。「plalaドメインメールの受信拒否を解除」していただきますようお願い致します。特にフリーメールアドレスで増えているようです。
※レッスン日直前の場合はご相談ください(なお直前予約・当日お手続きの場合、欠席キャンセルされても授業準備の都合上受講料、教材代は頂戴いたします。あらかじめご了承のうえお申し込みください)。
【キャンセルポリシー】 事前のお手続きの場合も一度ご入金いただきますとキャンセル・欠席の場合、全額返金できかねます。あらかじめご了承のうえお申し込みください。
【お持ち物】
筆記用具、花ばさみ、花合羽(花を包んで持ち帰る) ※講師から購入ご希望の方は、初回直接お申し出ください。
振替制度
●お休みの場合、事前申請により当日の花材ストップが可能です。
●事前休み連絡の締め切り期日:4日前(水)15:00. 講師へ直接ご連絡をお願い致します。詳しくは初回に講師から説明させていただきます。
●締め切り後の当日欠席の場合:3日以内にお花のお引き取りをお願い致します。
お願い
レッスン中の撮影(作品花は可)、録画、教室内での携帯電話等はマナー上、ご遠慮ください。
ご注意事項
■お手荷物は自己管理をお願い致しております。紛失破損等の際、賠償責任は負いかねます。十分にご注意ください。
■一度納入いただいた入会金・受講料等は全額返金できかねますことをご了承ください。
■1期ごとにお渡しする「受講証」は必ず毎回ご携帯ください。
■講師の稽古進行、並びに他の生徒様、当校運営スタッフへの妨害・迷惑行為等は固くお断りいたします。万一行為が見受けられた場合は退室していただき以降の受講は停止、退会とさせていただきます。
■日時、内容は変更する場合がございます。ご了承ください。
お稽古花
【2024年3月10日】
ラナンキュラス、薔薇、麦等を使い緑・赤・白・黄などの色たちは、春先の芽吹きやまだ残る雪など花器の中で季節を感じます。個性的な花器は、躍動感を表現しています。また、麦と桜は空に向かって伸びる春の芽吹き。桜は、すべてつぼみなので開花が楽しみです。
【2023年11月23日】
左:花器の球を半分にしたような丸いフォルムを活かした作品は、葉物にカーブをつけ、足元に薔薇、アイリスを添えて可愛らしさとユニークさが感じられます。
右:アイリスとともに上に伸びる草木達。うつむかないで背筋を伸ばし、前を向く気持ちになれる作品に仕上がりました。
【2023年8月13日】
2作品ともに黄色のお花がメインです。他に色をいれず、ドラセナのカーブと向きなどで空間を美しく描いています。鈴木先生曰く、「濃い青のお花(リンドウ)があればより印象強い作品になった」とのこと。